五感③(ふれるー触れる)
おはようございます。
沖縄県西原町にて
脳卒中(片麻痺・歩行障害・感覚障害(しびれなど)・パーキンソン病など…)や
関節痛(四十肩・五十肩・腰痛・股関節痛・膝痛など…)を
専門にサロンを展開しています
「脳卒中後遺症・関節痛専門サロン ひなた」の
代表「當眞 向日葵(とうま ひなた)」です。
毎回、脳卒中や関節痛について分かりやすく説明したり、私個人の見解や日常の出来事などをお話させて頂いております。
さて、今回のテーマは「ふれる」
みなさん、子供や恋人やペットに「触れる」のも「触れられる」のも気持ちが良いですよね~。
でも、「触れる」ときの気持ちや「触れ方」によっては、嫌な感じがしたり、痛かったりするじゃないですか?
「感覚」を感じるのは、色んな感覚を受け取る「受容器」という、いわゆる「センサー」が身体中にあって、身体の場所によって、その「センサー」の種類や密度が変わるんですよ~。
たとえば、手のひらより指先の方が「センサー」がたくさんあるんです。
だから、「熱さ・冷たさ」「素材の感じ」を確かめるときには、「無意識」に指先を使うんです!
その「センサー」には色んな種類があるといいましたが、ほとんどの「感覚」の「センサー」は順応(慣れる)するんです。
たとえば、「ニオイ」も「感覚」のひとつで、段々慣れてくるじゃないですか。
だから、人の家に行くと、その家特有の「ニオイ」を感じますが、そこに住んでいる人は
「意識」しないかぎり、感じませんよね~。
ペットショップも初めて行くと、すごく匂うけど、そこで働いている人は、慣れてしまって、あまり感じませんよね~。
そんな風に、ほとんどの「感覚」は「慣れる」んです!
だけど、ひとつだけ「慣れない」感覚があるんです!
その「感覚」は「痛み」です!
「痛み」の「センサー」だけは、慣れないんです!
(あくまでも、「センサー」の話です。一部、「脳の機能」により「感じさせなくする」機能もあります…この話は専門的になりますので、機会があればお話しします)
私たちの「脳」や「身体」は良くできていて、自分の身体を守るために、
色んな戦略を取るんです!
「痛み」が「慣れない」ことで身を守れるし、「心の痛み」も「その出来事(悲しみ)」が「大きければ大きいほど」ずっと「残る」じゃないですか…
だから、「時間が解決する」と良くいいますが、実はそんなことはなくて、
「大きな心の痛み」は「記憶」となって、ずっと残るんです!
だから、その人にとっての「痛み」はその人にしか「分からない」ので、他人に簡単に「時間が…」と気軽に言うものではないと思います!
脳卒中や関節痛で悩んでいる方々の、身体自体の「痛み」や「心の痛み」もその人にしか「分からない」ものだと思います!
私も実際の「痛み・苦しみ」は「分からない」かもしれませんが、「分かろうとする」「寄り添う」「一緒に治す努力」をするための「知識」「経験」「治療手段」は持ち合わせています!
ぜひ、「動きやすい、痛みのない身体・「こころ」を取り戻すお手伝いをさせて下さい!」
御相談は
「脳卒中後遺症・関節痛専門サロン ひなた」で検索を!
リンクも貼っておきます!
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