高次脳機能(脳卒中後遺症⑬)
おはようございます。
沖縄県西原町にて
脳卒中(脳梗塞や脳出血による片麻痺・歩行障害・感覚障害・高次脳機能障害・パーキンソン病など)や
関節痛(四十肩・五十肩・腰痛・股関節痛・膝痛など)を専門にサロンを展開しています
「脳卒中後遺症・関節痛専門サロン ひなた」の
代表「當眞 向日葵(とうま ひなた)」です。
毎回、脳卒中や関節痛について分かりやすく説明したり、時々専門的な知識を盛り込みながら私個人の見解を述べてみたり、日常の出来事などをお話させて頂いております。
さて、今回のテーマは「高次脳機能」
一般の方々にはまったく耳なじみのない言葉ですよね~?
リハビリテーション心理職会のホームページによると
高次脳機能とは
認知(高次脳機能)とは、知覚、記憶、学習、思考、判断などの認知過程と行為の感情(情動)を含めた精神(心理)機能を総称する。
病気(脳血管障害、脳症、脳炎など)や事故(脳外傷)によって脳が損傷されたために、認知機能に障害が起きた状態を、高次脳機能障害という。
※リハビリテーション心理職会のホームページより引用
とありました。
なんのことやら…?ってなりますよね~(笑)
簡単に言うと、人間が人間らしくいる機能のことを「高次脳機能」といいます。
皆さんに分かりやすく言いますと…(厳密な定義は異なりますので、あしからず…)
「認知症」を患われて、身体は問題ないけど、「介護」が必要となった状態をイメージして頂けたら良いかと思います。
(良いですか~。厳密な定義は違いますよ~(-_-;))
ここからは少し難しい話になりますが、少しお付き合いください!
「脳」を損傷されることにより、なぜそんなことが起こるのかというと、「脳」の中には「会社」みたいに「部署」があって、その「部署」によってそれぞれ役割があって、それぞれの「部署」が連携し合ってお仕事をしているわけですよ。
「高次脳機能」を担当している「部署」は、他の「部署」同士の仕事を連携させる「まとめ役」みたいな「場所」なんです。
なので、脳の「まとめ役」をする「部署」が損傷されると仕事がまわらなくなって混乱してしまうんです!
それが「認知症」でみられるような「徘徊(家の場所が分からなくなって歩き回る行為)」や「異食行為(食べ物ではないものを口に入れしまう行為)」や「家族の顔が分からなくなってしまう(人の顔が見分けられなくなる)」などの症状なんです!
家族がこのような状態になると「介護する側」も「介護される側」も苦しくなりますよね。
ですが、原因を理解するだけでも
「介護する側」の「理解」が変わり、「対応」が変わり、「対処」が変わっていって、
「介護される側」も「精神状態」が落ち着き、「症状」が落ち着き、「余裕」が生まれて、
「他者との交流」が生まれて、新たな「高次脳機能(人間らしさ)」を取り戻すきっかけになるんです!
「認知症」や「高次脳機能障害」に悩んでいる皆様、ご家族様へ
私は「認知症」や「高次脳機能障害」は完治することが難しくても「改善」する方法や
「介護負担」を軽減させるための「コツ」や「付き合い方」などやれることは「無限」にあると考えます!
諦めないでください!家族だけで抱え込まないでください!
私にその「高次脳機能」と呼ばれる「人間らしさ」「尊厳」を取り戻すお手伝いをさせて下さい!
御相談は
「脳卒中後遺症・関節痛専門サロン ひなた」で検索を!
リンクも貼っておきます!
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