サヴァン(知らぬものの愚かさ)
おはようございます。
沖縄県西原町にて
脳卒中(脳梗塞や脳出血による片麻痺・歩行障害・感覚障害・パーキンソン病など)や
関節性疾患(脊髄損傷や肩痛・腰痛・膝痛など)を専門に治療院を展開しています
「脳卒中後遺症・関節痛専門サロン ひなた」の
代表「當眞 向日葵(とうま ひなた)」です。
毎回、脳卒中や関節痛について分かりやすく説明したり、ときに専門的な知識を織り交ぜながら、私個人の見解や日常の出来事などをお話させて頂いております。
さて、今回のテーマは「サヴァン」
みなさん、「サヴァン症候群」って知ってますか~?
テレビドラマや映画などでも取り上げられることもあるので、聞いたことがある方々も多いかと思いますが、知らない方のために簡単に説明します!
サヴァン症候群とは、知的障害や発達障害等のある者の内、ある特定分野に限って
優れた能力を発揮する者の症状を指す。
※wikipwdiaより引用
サヴァンの人の脳の機能障害は左脳でいちじるしいことがある。
また彼らの能力は、左脳の機能障害を右脳が補ったことによって生みだされている、
という説もある。
左脳は言語、秩序だった論理的な思考、記号や言語などを使って物事を一般化して考えるといった抽象的な思考に優先的に関わることが多い。
右脳はメロディーを把握する能力、空間認知能力、思いつき的な思考、個々の具体的な物や事柄についての思考に優先的に関わることが多い。
サヴァンは男性に圧倒的に多く、その人数は女性の4~6倍だ。
その理由として、胎児期、左脳は右脳のあとから発達するので、完成形になるまでの不安定な期間が長い。
かつ男性の場合、胎児期に男性ホルモンであるテストステロンが左脳の発達を遅らせるのではないかという説がある。
※別冊「Newton 脳とは何か」を参照
さて、私が今回なぜこの「サヴァン」をテーマに選んだかというと…
先日ニュースで今回のゴールデンウィーク期間中に沖縄に旅行にいらっしゃる方々の
予定人数が6万人いらっしゃると知りました…
正直、悲しかったです(-_-;)
感染をなんとか食い止めようと自粛している方々、戦っている医療関係者の方々とは
真逆な考えの方々がいらっしゃることが、信じられなくて、とても虚しい気持ちになりました…。
では、なぜその方々は「旅行」しようと考えているのでしょうか?
それは「知らないから」だと思います。
「自分は大丈夫だろうという」という「無知」からくるものだと思います。
「サヴァン」とはフランス語の「知る」という動詞から派生した
「すぐれた能力の人」という意味の英語です。
来沖や別の場所にでも「旅行」を考えているみなさんへ
どうかコロナについて「調べて」「知って」「すぐれた判断」をしてください。
いまならキャンセル料もかからないと聞いています。
どうか冷静な判断をお願いします。
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